中野の空に蝶を呼ぼう! 〜僕たちは、地球とつながる夢を見る〜

空から蝶プロジェクト

中野の空に蝶を呼ぼう! 〜僕たちは、地球とつながる夢を見る〜

このプロジェクトにかける想い

高橋 芳文[NPO法人ストリートデザイン研究機構理事長]高橋 芳文[NPO法人ストリートデザイン研究機構理事長]

道端さんとは、とある団体の研修にて、出会いがありました。名刺を交換したときに、「空から蝶」という言葉にひかれ、何をやっている人なんだろう?と次第に道端さんという人物に興味を持つようになりました。


それがきっかけで、僕は、奈良へ道端さんを訪ね、道端さんも東京のSDを訪ねてくれ、「東京の空にも蝶を呼びたい!」ということで、意気投合し、本プロジェクトが11月3日のプレイベントを皮切りにスタートすることになりました。 中野の空にアサギマダラを呼びたい!道端さん、是非ともよろしくお願い致します。

僕たちは、地球とつながる夢を見る。

道端慶太郎[空から蝶 代表]道端慶太郎[空から蝶 代表]

幼少の頃から生き物が大好きで、追い掛け回してきました。運よく仕事でもほぼ同じような事をさせていただきました。その社会に対しての感謝の気持ちと、大好きな地上の生き物たちへの感謝の気持ちから、このプロジェクトを考えました。
 2012年度は、大阪府と兵庫県で実施させていただいておりますが、ひらめいた時から、東京という大都会でこのプロジェクトを実施し、地方の各地とつながりあえたらどんなに楽しいだろう。自然と共存する社会ができるかもしれない!と思っておりました。
 そんなおり、高橋さんにお会いして、お互いに目を輝かせながら、是非!といきなりチャンスをいただきました!
 高橋さん、やりましょう!中野区からひろく東京へ、そして全国へ、世界へ!人がまた、自然と戯れながら暮らすきっかけになれると信じてます!
アサギマダラ

それは、壮大な地球との知的遊戯のはじまり。

アサギマダラという蝶をご存知でしょうか?
研究者が羽にしるしをつけて長年調査してきた結果、春、温かくなると、台湾から琉球列島を通って日本へやってきて、夏にかけて東北あたりまで北上し、秋、涼しくなりはじめると、再び南へ帰っていく「旅をする蝶」であることがわかっています。

たとえばこの蝶を、子ども達といっしょに各地で調査し、 台湾から、高知の海辺の小さな小学校を通り、東京の高層ビルの屋上へ、 タスキを渡すように呼ぶことができたなら、 私達は、もっと地球を愛し、楽しみ、地球とつながることができると思うのです!

「環境教育プログラム『空から蝶』」の内容

地球とつながるためのプログラムを創りました。

一年のスケジュール

このプログラムでは、蝶を通じた自然との遊びを通じて、自然と深くかかわるきっかけを与えます。
具体的には、月に1回、季節の移り変わりを楽しみながら、1年を通じて周辺地域の蝶の調査を行います。また、調査結果から計画を立てて、食草(蝶の食べる植物)を校庭などの活動フィールドに植えて、「蝶を呼ぶ場所づくり」を行うことにより、自分たちで「地球の一部」を創っていることを体感します。
そして、他地域とのデータの比較や交流を通して、より深い学びへと発展します。
  野外フィールドでの活動内容 体験とともに重点的に学ぶこと
4月 周辺地域の調査  
5月 調査・校庭に食草を植える 木と草について
6月 調査・植えた場所周辺の観察 この時期だけに発生する蝶から里山について
7月 調査 蝶の北上と地球温暖化
8月 交流調査★
(都市部→農村部へ)
これまでの蝶の調査結果からみた、
お互いの環境の違い
9月 調査・食草を植えるその2 蝶の分散と生物多様性
10月 交流調査・収穫祭★
(都市部→農村部へ)
生物と生物資源について
(野生と栽培のはざまに生きる。)
11月 調査・植えた場所周辺の観察 草原と森林
12月 調査(越冬中の蝶を探そう!) 1年の結果データをまとめる、結果から考える
1月 調査(越冬中の蝶を探そう!) 冬の生物調査。落葉樹と常緑樹
2月 まとめ発表会★
(都市部→農村部へ)
他地域の参加者にまとめ・考察を発表する。
3月 春さがし 人に伝える資料づくり
自分たちの結果、他地域の結果、すべてをふまえてのまとめ・春からの調査計画・目標
★他の地域との交流は、2013年、積極的にチャレンジしていこうと思っています!
※場所や地域により、はじまりの時期や内容は変更可能です。
また、調査と調査の間は、インターネットを利用した各地域間の交流をはじめとした様々な自己学習へと発展できるしくみを考えています。

一日の基本的な流れ

1日あたり、半日程度のスケジュールです。
午前バージョン   午後バージョン
9:00~10:00 【室内にて】 説明、他地域の調査結果、(前回のふりかえり) 13:00~13:30
10:00~12:00 【フィールドにて】 蝶の調査 または 庭づくり 13:30~15:30
12:00~12:30 【室内にて】 本日のふりかえり、次回の予定 15:30~14:00

プログラムのポイント

生物調査の専門家が調査に同行

生物調査経験が豊富で、分類の専門技術・資格をもっている調査員が現地に立会うことで、データの精度を保ちます。
また、調査員は、蝶以外にもさまざまな生物や、生物どうしのかかわり、自然環境を知っているため、蝶という入口ではあるものの、その他のさまざまな生物や地域とのつながりを解説し、自然への探求の入口へいざないます。
※「生物をどれだけ知っているか(分類学、生態学、生物地理学)」の指標として、環境省が管轄の「(財)自然環境研究センター」が認定する資格制度「生物分類技能検定」がありますが、その「2級・動物」の取得者または、環境コンサルタントで昆虫類の調査を5年以上経験している者が立ち会います。

さまざまな地球環境の指標としての蝶

蝶は様々な環境の指標生物です。調査結果から、いろいろな地球環境の変化がわかりますが、それに対してどう対処していくのかも考えるきっかけとなります。たとえば、「地球温暖化」は蝶の確認状況から見ても事実ですが、果たしてそれは対処すべき問題なのか?など。

「比較」から生まれるもの・・・例えばAct locally , think Globally !

 自然環境の調査項目をこれまで世界中でよく調べられている蝶にしぼったことにより、データが比較しやすく、季節間 / 地域と地域/今と昔/日本と外国など、地域で活動しながらも、様々なレベルでの比較が可能です。
「なぜ、この種類がいないの?」という単純な疑問から、自律的な学習へとつながるほか、自分の地域の自然を知り、他の地域と比較していくなかで、自分の地域に対する「郷土愛」も自然に生まれてくると思われます。

想像力とロマンと創造力

 旅をする蝶「アサギマダラ」を自分たちの街に呼んでみませんか?はるか彼方からやってきて、空から街に降りてくる様子を想像しながら、全国各地で連絡しあいながら、あるいは切磋琢磨しあいながらトライする価値があると思うのです!

プログラムの効果および必要性

カラダと脳をぐるぐるに回転させて鍛える

どこから出てくるかもわからない蝶々を見つけ、捕まえるために走りまわり、捕まえて命に触れ、放すという流れを繰り返し、脳の中とカラダのどちらもをぐるぐるに回転させ、鍛えられます。

参考)養老孟司・池田清彦・奥本大三郎(2008)「虫捕る子だけが生き残る ~「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか~」小学館101新書.

戸外での群れ遊び

私達の子どもだった頃、あたりが暗くなるまで外で遊んでいました。 時が経つのも忘れて・・・。
子どもたちの自然で健全な成長発達には、「戸外での群れ遊び」が欠かせません。
有名なハローの子ザルの実験などから、子どもたちが健全に育つためには、同年代の子ども達との群れ遊びは、時間をつくってでも与える必要があるものだとわかってきました。

参考)河野光子 (2006)小子化社会における子育ての考察(第一報).下関短期大学紀要 (24), 1-8

自然体験と道徳観・正義感

自然体験が多いほど、道徳観・正義感の増すことがわかっています。
さまざまな事象への関心も高くなります。

参考)独立行政法人国立青少年教育振興機構(2006) 『「青少年の自然体験活動等に関する実態調査」報告書 平成17年度調査』

自然体験と学習意欲

自然体験が学習意欲をあげることもわかっています。
とりわけ、小学生では顕著です。

(右図) 参考)文部科学省「平成14年 学習意欲に関する調査研究」

科学・芸術・文学など様々な学問への芽生え・広がる世界

蝶(自然)の美しさから、アートやデザイン、文学(言葉による表現)へ目覚める人は少なくありません。

ハンス・カロッサ 『人は最初の10年間に愛し、行ったことを、終生愛し、行うであろう』
(ハンス・カロッサ: ドイツの詩人・作家 その他の名言:『われわれは人生という大きな芝居の熱心な共演者である』)

その他得られる効果

・地元への郷土愛(他地域との比較による)
・科学的な思考の土台となる原体験
・運動そのもの(運動能力そのものの低下が問題視されている→蝶を追って夏季には汗だくに。)
・理科教育(直接体験)(→理科離れの解消へ!)
・道徳教育(生命への畏敬の念→いじめなどをへらす)
・プログラム実施校どうしの交流(都市と農村の子ども達)
・子ども同士の交流による人間の多様性と触れ合う機会
・インターネットの利用による交流(ICT教育)
・環境教育(実際の調査と他場所とのデータの比較を通した生物多様性、地球温暖化、里山環境の減少、外来種問題などの認識→持続可能な暮らしへの動機付け。)
・Act locally , think globally!(海外との交流も考えています。)

プロフィール

高橋 芳文[NPO法人ストリートデザイン研究機構理事長]高橋 芳文
1068年東京都生まれ。
法政大学大学院修了、政策学修士。
NPO法人ストリートデザイン研究機構理事長。
TOC‐ICO認定の国際認定資格 思考プロセス ジョナ登録。
ICA文化事業協会ファシリテーター養成講座修了、まちづくりファシリテ―ター。

「みんなで描くストリートデザインのワークショップ・ファシリテーター」、 「静岡県環境保全型農業農産物ワークショップ・ファシリテ―ター」、 「伊豆下田法人会元気塾【伊豆の再生】パネリスト」、 「高校・高専生!わがまちビジネスアイデア・コンテストアドバイザー」、 「日本経営品質賞報告会【実効力ある経営認証組織】パネリスト」等、講演、パネリスト、ワークショップのファシリテーター等を務め地域活性のための活動をおこなっている。
道端慶太郎[空から蝶 代表]道端 慶太郎
1975年奈良生まれ。
北海道大学農学部卒。 生物分類技能検定2級植物・動物「空から蝶」 代表 物心ついた時から生き物を探しまわって過ごす。大学卒業後は、環境コンサルタントとして、13年間、全国を駆け回り、野生生物の調査から影響評価に従事。(主な顧有機農業を営む友人と出会ったのをきっかけに、自分の得意な「野生生物・自然環境」で世の中の役に立つことは何でもやろうと決意。

2011年3月、内閣府・地域社会雇用創造事業交付金事業の採択を受けた「Etic.ソーシャルベンチャースタートアップマーケット」のメンバーとして選出され、社会起業を学ぶ。 2012年8月、NECとNPO法人ETIC.とが連携して取り組む社会起業家のスタートアップを支援するプログラムに選出される。
http://etic.or.jp/svip/partner/nec.php

※「空から蝶」(任意団体)は、現在、法人化の準備をすすめています。

このプロジェクトを応援してください。

中野の街にアサギマダラを呼びたい。

中野のコミュニティを活性化したい。

親子でこのプロジェクトに参加して、子供たちのために明るい未来を作りたい。
中野愛に溢れ、地域のコミュニティの活性化に興味関心のある、個人、企業の方々へ

本プロジェクトの協賛を1口3,000円(何口でもOKです)大募集中!
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【お問い合わせ】
NPO法人ストリートデザイン研究機構
Tel : 03(3389)5560 担当:立石    E-mail: infonew@streetmarketing.jp